
「よもぎ蒸し」を検索すると、黄土よもぎ蒸し、ハーブ蒸し、発酵よもぎ蒸し、フィトスチーム……と、いろいろな呼び名が出てきます。
どれも「椅子に座って蒸気を浴びる」という点は同じなので、はじめての方ほど「結局、何が違うの?」と迷われるのではないでしょうか。
熊本市東区でフィトスチーム(次世代よもぎ蒸し)とリンパドレナージュのサロンを準備しているセラピストです。この記事では、よもぎ蒸しの主な種類とその違いを、できるだけフラットに整理します。どれが優れているという話ではなく、「自分に合うのはどれか」を選ぶための材料としてお読みください。
まず前提として、「よもぎ蒸し」という言葉に統一規格はありません。穴の開いた椅子に座り、下から立ちのぼる蒸気を全身で浴びる——この形式であれば、使う植物も、椅子の素材も、時間も、サロンごとに自由です。
だからこそ、同じ「よもぎ蒸し」でも中身はかなり違います。違いが生まれるのは、主に次の3つです。
もっとも原型に近いスタイルです。よもぎを中心に煮出した蒸気を浴びるもので、ルーツは中国の「座薫浴(ざくんよく)」までさかのぼり、およそ600年前に朝鮮半島で広まったとされています。長く受け継がれてきただけあって、シンプルで分かりやすいのが持ち味です。
椅子や壺に黄土(おうど)を用いたタイプです。黄土は韓国で古くから住居や器に使われてきた土で、蓄熱性が高いことから、じんわりとした熱が続きやすいといわれます。「黄土よもぎ蒸し」として提供しているサロンが多く、日本でもよく見かけるスタイルです。
よもぎ以外のハーブを組み合わせるスタイルの総称です。ローズやカモミールなど香りの華やかな植物をブレンドするサロンが多く、「よもぎの香りが少し苦手」という方に選ばれやすい傾向があります。何を配合するかはサロンによって大きく異なります。
植物に発酵の要素を組み合わせたスタイルです。「ビオスチーム」といったブランド名で展開されているものがこれにあたります。近年広がってきた比較的新しい流れで、従来のよもぎ蒸しとは異なるアプローチとして紹介されることが多くなっています。
21種類の植物と微生物の力を組み合わせた、植物スチームセラピーです。当サロンが導入しているのがこのタイプで、熊本県では当サロンが初めての導入となります。
特徴的なのは、素材の出どころがはっきりしていること。使用するよもぎは国産・手摘みで、生産者までたどれるものだけを使っています。椅子も、米糊や金具(ビス)を使わない作りになっています。
| 使う植物 | 椅子・器の特徴 | 選ばれやすい方 | |
|---|---|---|---|
| 韓国伝統 | よもぎが中心 | 木製・樹脂製など様々 | まずは基本を体験したい方 |
| 黄土 | よもぎ・漢方系 | 黄土製で蓄熱性が高い | じんわりした熱が好きな方 |
| ハーブ蒸し | 複数のハーブ | サロンにより様々 | 香りを楽しみたい方 |
| フィトスチーム | 21種類の植物と微生物 (国産・手摘みのよもぎ) | 米糊・ビスを使わない作り | 何を使っているか知って選びたい方 |
こうして並べると、優劣ではなく方向性の違いだと分かります。香りを重視するのか、熱の質を重視するのか、素材の透明性を重視するのか。どこに価値を感じるかは人それぞれです。
粘膜はデリケートな部分です。そこに蒸気として当たるものが何なのか、産地はどこなのか——これは遠慮なく聞いていい質問だと思います。きちんと答えてくれるサロンなら、それだけで安心材料になります。
見落とされがちですが、熱と蒸気に長時間さらされるのは椅子も同じです。どんな素材で、どう組み立てられているか。ここに配慮があるかどうかは、サロンの姿勢が表れる部分です。
長ければ良いというものではありません。のぼせやすい方、暑さが得意でない方は、短めの時間から試せるサロンを選ぶと無理がありません。当サロンでも30分と60分をご用意しており、初回のカウンセリングでご相談しながら決めていただいています。
体調によって受けられない場合もあります。詳しくはよもぎ蒸しの効果と危険性を正直に解説で整理しています。
サロンを準備するにあたって、いろいろなよもぎ蒸しを見てきました。最終的にフィトスチームを選んだのは、「何を使っているか」をお客様に全部お伝えできるからです。
「よもぎ蒸しに興味はあるけれど、何が入っているのか分からないのが少し不安」——そう感じる方に、産地も、つくり手も、椅子の作りまで説明できる。それがいちばんの決め手でした。
フィトスチームそのものについては、PHYTO STEAM についてで詳しくご紹介しています。
Q. よもぎ蒸しとフィトスチームは、別のものですか?
A. 大きく言えば同じ「座って蒸気を浴びるケア」の仲間です。そのなかで、21種類の植物と微生物を使い、素材の出どころをたどれるようにしたものがフィトスチームです。「次世代よもぎ蒸し」と呼ばれるのはそのためです。
Q. 黄土よもぎ蒸しとは、どちらが良いのでしょうか?
A. 優劣ではなく方向性の違いです。蓄熱性のある黄土のじんわりした熱を好まれる方もいれば、使っている植物の産地や種類を重視される方もいます。ご自身が何を大事にしたいかで選んでいただくのがいちばんです。
Q. よもぎの香りが苦手でも大丈夫ですか?
A. フィトスチームは21種類の植物を組み合わせているため、よもぎ単体とは香りの印象が異なります。香りの感じ方には個人差がありますので、気になる場合はご予約時にお知らせください。
Q. 生理中や妊娠中でも受けられますか?
A. 生理中の方は、ご状況によって判断が異なりますので、ご予約時にご相談ください。妊娠中の方は、自然妊娠で安定期以降の方に限り、かかりつけの医師の許可を得ていただいたうえで、フィトスチーム30分のみお受けいただけます(使用する植物はよもぎのみとなります)。
Q. 初めてでも、いきなり予約して大丈夫ですか?
A. はい。初回は施術の前に20〜30分ほどカウンセリングのお時間をいただき、体調やご不安を伺ってからご案内します。当日の流れや持ち物はよもぎ蒸し初めてでも大丈夫?でご確認いただけます。
料金の目安については、よもぎ蒸しの料金相場は?熊本の価格帯と、値段の差が生まれる理由で詳しく整理しています。
「サウナは苦手だけれど体は温めたい」という方は、よもぎ蒸し・サウナ・岩盤浴はどう違う?で温度や体勢の違いを比較しています。
フィトスチームそのものについては、8つのブレンドの選び方と、受ける前に知りたいことにまとめました。どのブレンドを選ぶか、30分と60分のどちらにするかで迷われている方はこちらをどうぞ。
「種類より、まずよもぎそのものの質が気になる」という方は、よもぎ蒸しの「よもぎ」は何が違う?品質で選ぶという考え方もあわせてどうぞ。
Serpent Blanc は、熊本市東区小山の女性専用・完全予約制のプライベートサロンです。女性専用の落ち着いた空間で、ゆったりとお過ごしいただけます。光の森・菊陽方面からもお車でお越しいただけ、敷地内に無料の駐車場をご用意しています。
2026年9月14日(月)にグランドオープンしました。ご予約を受付中です。どのメニューが合うか迷われている方も、まずはお気軽にご相談ください。
熊本県初※、次世代よもぎ蒸し。
Serpent Blanc は熊本市東区の女性専用プライベートサロンです。
2026年9月14日(月)にグランドオープンしました。ご予約を受付中です。